中津市議会 > 2014-02-28 >
02月28日-03号

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  1. 中津市議会 2014-02-28
    02月28日-03号


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    平成 26年 3月定例会(第1回)平成26年2月28日 午前10時00分招集出席議員 (26名) 1番 恒賀愼太郎   2番 荒木ひろ子   3番 川内八千代   4番 三上英範 6番 松葉民雄    7番 今吉次郎    8番 福元義     9番 山影智一10番 中西伸之   11番 髙野良信   13番 古森三千年  14番 田上征人15番 須賀瑠美子  16番 奥山裕子   17番 吉村尚久   18番 大塚正俊19番 千木良孝之  20番 今井義人   21番 中村詔治   22番 小倉喜八郎23番 武下英二   24番 草野修一   25番 村本幸次   26番 藤野英司27番 古江信一   28番 小川平欠席議員 (2名) 5番 清水勝彦   12番 池田勝一地方自治法第121条による出席者(26名)市長           新貝正勝     副市長        海野耕太郎教育長          廣畑功      山国支所長      尾家勝彦総務部長         吉田基晴     福祉部長       後藤義治保健医療部長       西峯峰子     市民生活部長     筧了二農林水産部長       高倉啓彰     商工観光部長     藤原義郎建設部長         中﨑治市     教育委員会教育次長  井上信隆総務課長         岡本貞利     企画財政課長     前田良猛まちづくり推進課長    向直樹      社会福祉課長     久恒春利子育て支援課長      為末奈津美    地域医療対策課長   古西譲司農政水産課長       久保岳士     観光課長       直田 孝軍師官兵衛推進室長    濱田光国     商工振興課長     矢野朝仁都市計画課長       西本正      道路課長       為末純司教育委員会体育・給食課長 白木原忠     山国支所総務課長   渋谷禎昭出席した議会事務局職員(3名)局長           末棟洋一     次長         末廣守議事係長         広池治雄 議事日程 第1.上程議案に対する質疑    (質問者及び質疑の要旨)  17番 吉村 尚久      議第13号 平成26年度中津市一般会計予算           (障害者福祉費地域生活支援事業費の委託料、予防費の予防事業費の委託料、           労働諸費の高年齢者労働能力活用事業費労政事業費水産業振興費のカキ養殖           振興事業費負担金補助及び交付金、工業振興費の3次元造形技術活用事業費の           負担金補助及び交付金、観光費の国際交流事業費の報酬と報償費とメイプル耶馬           サイクリングロード復旧記念事業費体育施設費中津総合運動場整備事業費)     議第36号 中津市フッ化物洗口事業検討委員会設置条例の制定について           (フッ化物洗口は強制ではないということでよいか、フッ化物洗口について家庭           での実施も検討するのか、条例の第3条第2項第8号のその他市長が適当と認め           る者とは誰か)  19番 千木良 孝之      議第 1号 平成25年度中津市一般会計補正予算(第4号)           (児童措置費児童福祉運営事業費道路橋りょう新設改良費の好循環実現のた           めの経済対策事業費)     議第13号 平成26年度中津市一般会計予算           (企画費の地域振興対策事業費労働諸費の高年齢者労働能力活用事業費、都市           再生整備計画事業費中央公園整備事業費都市再生整備計画事業))     議第16号 平成26年度中津市駐車場事業特別会計予算           (一般管理費一般管理事業費(豊田町駐車場))  16番 奥山 裕子      議第13号 平成26年度中津市一般会計予算           (企画費の過疎対策モデル事業費、観光費の観光事業費と大河ドラマ「軍師官兵           衛」観光宣伝事業費) 第2.上程議案委員会付託    議第1号から議第58号までの58件(標題部略)について委員会付託本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────────────── ○議長(武下英二)  ただいまより、第1回中津市議会定例会を再開し、本日の会議を開きます。午前10時00分 日程第1、上程議案に対する質疑を行います。 昨日に引き続き、通告により順次発言を許します。 吉村尚久議員。 ◆17番(吉村尚久)  おはようございます。新生・市民クラブ吉村尚久です。 それでは、早速、通告に従いまして、質問をしていきたいというふうに思います。 まず、平成26年度一般会計予算の議第13号、124ページになります。地域生活支援事業費のうちの、いわゆるタンデムサイクリング事業委託料についてでありますけれども、一昨年、九州北部豪雨による災害で、このタンデムサイクリングが2回、2年ほど中止になりました。今回、この議案で上程されて再開されるということについて、非常に、私自身も喜んでいるところであります。 というのも、前回、このタンデムサイクリングに参加させていただいたときに、視覚障がい者の方と一緒に自転車に乗り、いろいろなお話をしながら、そしてその後2年ほどたちましたけれども、今でも時々、連絡を取らせてもらいながらという形で、いい出会いをさせてもらったなというふうにも思っています。 それで、その方と連絡を取り合うときに、タンデムサイクリングは、またいつあるのかなというようなことがずっと話題にあがってきたところであります。そういう意味でも、期待をしてきたところでありますけれども、今回、この事業が予算計上されているということで、まず、この事業の委託先と、それから委託内容について、また、この実施時期についてお伺いしたいというふうに思います。 併せて、この事業につきましては、中津市外の方も参加をされているかというふうに思います。それで、食事だとか、それからサイクリングロードの中で応援をしてくださる方々とか、そういうような形でのおもてなしを当時も感じたわけですけれども、そういう意味でも非常に好評だったのではないかというふうに思います。今回も、そのような方々に対して呼びかけていく予定はあるのかということについてもお伺いしたいと思います。 ○議長(武下英二)  社会福祉課長。 ◎社会福祉課長久恒春利)  お答えします。 1点目、タンデムサイクリング事業の委託先としましては、一昨年の豪雨災害により開催が途絶えていますが、身体障害者協議会ボランティア連絡協議会を中心としたタンデムサイクリング実行委員会を立ち上げていただき、事業を委託してきた経過があります。 本年度につきましても、同様に本事業に御賛同いただける団体等のお力をお借りし、実行委員会等の設立を基本とした委託先を考えています。 次に、事業の委託内容としましては、季節の風や山国川のせせらぎ等、随所で体感でき得る本耶馬渓、耶馬溪間のメイプル耶馬サイクリングロードを利用した、視覚障がい者とボランティアが、タンデム車と呼ばれる2人乗りの自転車でサイクリングを通じて、障がい者の社会参加と共生を目的としたレクリエーション事業及びアトラクション等を計画しています。 次に、実施時期でありますが、過去においては、参加される視覚障がい者、ボランティアの方が、名勝耶馬渓を最も体感でき得る秋に実施してきたところでありますが、本年度につきましては、サイクリングロードの全面復旧を待ち、具体的な実施時期について検討したいと考えています。 次に、おもてなしの取り組みについてでありますが、おもてなしにつきましても、本事業は中津市在住の方にとどまらず、広く参加を呼びかけていこうと考えています。したがいまして、参加された方が有意義な時間を過ごせたと満足いただけるよう、アトラクションや地域の方々の協力をいただいて、おもてなしに努めたいと考えています。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  ありがとうございました。このタンデムサイクリング事業が再開されるということにつきましては、大変喜ばしいことだなというふうにも思っています。3年ぶりということでもあるのですけれども、あの災害からの復旧、復興とその象徴の一つがこのサイクリングメイプル耶馬サイクリングロードだろうというふうに思っています。 そこで、この取り組みを、この事業を、復興イベント的な形でやる計画はないのかということであります。例えば、最近よく言われる、ユニバーサルポタリング、ゆにぽたということで、車椅子の方だとか、視覚障がいの方々など、そういう障がいのある方も含めて、誰でも走ったり自転車をこいだりというようなことができるような取り組みもあるというふうにも聞いているわけなのですけれども、そういうようなやり方をして、復旧、復興というような形で、イベント的にも盛り上げるというようなことについては検討しなかったのか、検討していくところはないのかというようなことについて、再度お伺いしたいと思います。 ○議長(武下英二)  社会福祉課長。 ◎社会福祉課長久恒春利)  復興イベントとして取り組む考えは、という質問でございますが、タンデムサイクリング事業の趣旨から、直接、復興イベントとして位置付けることにはならないかと思いますが、本事業は、サイクリングロードの全面復旧が前提であることは申し上げるまでもなく、併せて、市内、市外多くの方に参加をお願いすることから、関係課と連携をとり、調整を図ってみたいと考えています。 また、ゆにぽた事業という取り組みはできないのかという質問につきましては、本年度は、基本的にタンデムサイクリングとして実施をしたいと考えていますが、議員が申し上げる事業につきましては、多種にわたる障がい者の社会参加と共生事業として大変意味深いと思われますので、もし何らかの形で実施されるようなことがあれば、同時開催など、今後協議させていただきたいと思います。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  ありがとうございました。 では、次に移りたいと思います。議第13号、196ページになります。予防事業費の中のフッ化物洗口にかかわっての分であります。 フッ化物洗口委託料についてでありますけれども、まず、この委託先と委託内容について、次に就学前の子どもや、そして小学生の児童の何名分を予算化しているのかということ。それから、そのフッ化物洗口事業の予算の額、その根拠は何をもとにして積算されているのかということについて、そして併せて、このフッ化物洗口についてどのような方法で実施をしていくのかということについてお願いします。 ○議長(武下英二)  地域医療対策課長。 ◎地域医療対策課長古西譲司)  それでは、お答えいたします。 初めに、フッ化物洗口事業委託料の委託先は、中津歯科医師会中津薬剤師会に委託いたします。委託の内容につきましては、中津歯科医師会は、フッ化物洗口を行う前の歯科健診と洗口指導、一部、歯科医院にあっては洗口液の処方を、中津薬剤師会歯科医院で洗口液を処方しない場合に、調剤薬局で洗口液の処方を行うことを委託いたします。 次に、就学前等学童の何名分を予算化しているかということですが、就学前の乳幼児は、フッ化物塗布事業実施1,575名分の予算を計上しています。学童のフッ化物洗口事業につきましては、各家庭で実施することから、市内全児童数の10パーセントを見込み474名分で予算計上をしています。 次に、その根拠となるものは何かということですが、この10パーセントの根拠につきましては、平成24年度公民館における乳幼児フッ化物塗布事業で7.3パーセントの受診率でしたが、平成25年度より歯科医院への個別フッ化塗布へ変更した結果、約2倍の受診率となっています。今回、学童の家庭での実施数を10パーセントと見込んでいます。 次に、具体的な実施方法としましては、学校教育課と協議し、夏休み前に小学校で歯科受診券洗口液引き換え券を無料配布し、その受診券と引き換え券を持って保護者同伴歯科医院を受診し、無料で歯科診察を受けます。その後、200円支払い、フッ化物洗口液歯科医院もしくは調剤薬局で処方してもらい、家庭で週2回、フッ化物洗口を行います。 なお、冬休み、春休みにも歯科医院を受診し、洗口液を処方してもらい、継続的にフッ化物洗口を行います。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  ありがとうございました。 この事業の内容が見えてきているところなのですけれども、昨年12月に策定をされた大分県歯と口腔の健康づくり推進条例第11条の基本施策の推進の第6項にある幼児期及び学童期におけるフッ化物洗口等科学的根拠に基づく虫歯予防対策の逐条解説には、フッ化物洗口を実施する場合は、幼児、児童の個々の体質を考慮する必要があることから、本人や保護者に対して具体的方法、期待される効果、安全性及び懸念される事項について十分説明し、同意を得て行うことになります、というふうにあります。 つまり、安全性と懸念されることについてもわかりやすく説明をし、同意を得た保護者や子どもさんにフッ化物洗口をすることができるというふうに捉えることができるのだと思います。これについては、文科省だとか大分県教育委員会等も同じ方針だろうというふうに認識をしているわけですけれども、具体的にこの中津市ですね、家庭を中心に進めていくわけですけれども、保護者や、また学校関係者にどのように説明をしていくのか、当然、その説明資料等も、案内文書等もあろうかというふうに思いますけれども、どのようにその説明を、考え、進めていくつもりなのか。 例えば、昨日、市報が届いたわけなのですけれども、そこには、1ページに虫歯を防ぐフッ化物を取り入れましょうというページがありました。これを見てみると、もちろん、主としてこれを進めていこうとするのですから、安全性だとか有効性を中心に書かれているということは、それはもちろん当然だろうと思いますし、大きな部分でいえば、安全性や有効性はあるのだというふうにも言われていますので、それはそれとしながらも、一方では、先ほど言いましたように、懸念される事項についてもお知らせをする必要があるのだと、そして同意を得るのだということになっているのかというふうに思います。 だから、懸念される事項として、例えば、アレルギーだとかはん状歯だとかいうような問題もないとは言えないというふうに、こういうようなことについて言及していかないというものはどうなのかなと、いかがなものかなというふうに思いますけれども、具体的にその保護者への説明文書等をどのように考えられているのかということについてお伺いします。 ○議長(武下英二)  地域医療対策課長。 ◎地域医療対策課長古西譲司)  それでは、お答えいたします。 保護者等の説明につきましては、今回、夏休み前の7月頃に説明会の開催を予定しています。なお、学校関係者には、平成25年11月に第1回の意見交換会を開催しておりまして、本年、3月6日に第2回、6月に第3回の意見交換会を開催する予定であります。 7月の保護者への具体的な説明の方法になりますが、7月頃に夜間、場所としましては教育福祉センターの方を予定していますが、小学生の保護者を対象に、フッ化物洗口についての講演を県医師会より講師に来ていただき、その中でいろいろなフッ化物についての御説明をさせていただきたいと思っています。 この講演におきまして、家庭でのフッ化物洗口方法について、中津市からの説明も入れるようにしています。そのほか、先ほど議員がおっしゃったとおり、市報によるフッ化物のいろいろな周知、それと各関係機関にお願いし、チラシ等の配布等を考えています。 それと、フッ化物についての懸念される事項等、この説明会の中でいろいろな質問を出していただきながら、いろいろな専門家の先生等に来ていただきますので、そこで御説明したいと思っています。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  では、このフッ化物洗口にかかわって、今回、条例の制定も出ていますので、その部分で少し質問したいと思います。 議第36号ということになりますけれども、中津市フッ化物洗口事業検討委員会設置条例ということであります。これにつきましては、昨日、大塚議員の方で、かなり議案質疑が行われて、その中身については見えてきましたので、それとは重ならないところで少し質問をさせていただきたいと思います。 昨日の質問の中でもありましたけれども、私も12月議会の折に確認をさせてもらいました。学校における集団でのフッ化物洗口については、関係機関と十分協議をしながら、集団ありきではないと、強制ありきではないのだという確認であったのですけれども、再度、それでいいのかということと、それから、この検討委員会の中でさまざまな議論、協議がされていくと思いますけれども、来年度から始まる小学生へのフッ化物洗口を家庭が希望をして行うということになっていくわけですけれども、その中で、ある意味、家庭でのしつけ、食習慣だとかブラッシングだとかいうようなことも含めて、やはり家庭でも、このフッ化物洗口についても、家庭で実施した方が有効であるというような結論もあり得るのではないかというふうにも思っていますけれども、そういうことも含めて検討されていくのかということについて。 それから、3点目については、この委員会の設置条例の第3条第2項第8号であります。その他市長が適当と認める者というふうな項目がありますけれども、具体的にどのような方をここでは想定しているかということについてお伺いします。 ○議長(武下英二)  地域医療対策課長
    地域医療対策課長古西譲司)  それでは、お答えいたします。 フッ化物の集団洗口は強制されるのかということで、先日、大塚議員の方で御答弁いたしましたが、フッ化物の集団洗口は強制するものではありません。あくまで、この条例で制定しています検討委員会において十分な議論を行いながら、結果として、集団で有効性が確かであるとなった場合、集団での洗口について検討いたしたいと思っています。 次に、条例のその他市長が適当と認める者ということについてですが、条例の中で各号に掲げています委員のほか、この検討委員会では、フッ化物洗口事業についての調査、検証や協議をしていただくことになっていますので、必要があると認められる関係者の方がいれば、委員として要請を考えています。 例えば学校現場で、ここに養護教諭ということを加えていますが、協働で保健指導にあたっている教師の代表あたり等も考えられるものと思っています。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  では、次に移りたいというふうに思います。214ページになります。高年齢者労働能力活用事業費ということでありますけれども、昨日、古江議員の方からもこのことについては質問がありました。それで、この路面清掃設備導入補助金の目的や内容、そして期待される効果等については昨日ありましたので、それを除いて、これまで市道における、こういう路面清掃というのは、どのような方が、誰が行ってきたのかなと、実際に行われてこなかったのかなというふうにも思ったりもするわけですけれども、いわゆるエンジン式落ち葉清掃機を使わなければならないほど、市民からの落ち葉にかかわっての苦情が届いているのかなというふうに、そういう中でのこの導入なのかなというふうにも思ったりもするわけですけれども、具体的に、シルバー人材センターが、今後、この路面清掃にかかわっているエンジン式落ち葉清掃機を使っての業務を行う際に、市として補助をしていくのか、それとも委託というような形で実施していくのかと、このことについて、1点、お伺いしたいと思います。 ○議長(武下英二)  道路課長。 ◎道路課長(為末純司)  お答えいたします。 今までどういう状況だったのかということでございますが、本格的に路面清掃、こういう、いろいろな業者さんが持ったりしてございますが、市道の中で路面清掃車をリース等で借りてきて清掃してきたことはございません。具体的には、地域の方に道路清掃をお願いするようになり、草があれば、業者もしくはシルバー人材センターに雑草等の草刈りをお願いするとか、樹木につきましては、シルバー人材センターや、その他、市内の造園業者さんにせん定をお願いしてきたとか、そういうことがございます。 さらには、やはり秋、冬前の落ち葉のシーズンになりましたら、非常に、近くの個人の方等、それとか、駅の南側の方ではホテルもございます。ホテルの従業員の方に、落ち葉の清掃をしていただいておりました。 特に民間の方からは、毎年のように落ち葉がたまって困っているということで苦情はいただいておりました。そういうことを受けまして、今回、中津市をきれいにすると、きれいなまちにするということで、路面清掃車の購入のお願いをしているわけでございます。 この業務につきましては、中津市の方から必要な路面清掃箇所シルバー人材センターにお願いをいたします。その清掃活動に伴います必要な経費及び土砂や粉じん等の処理費用をシルバー人材センターに委託料として支払うものでございます。以上でございます。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  続けて、労政事業費にかかわってであります。これまでも、特に、中小企業で働く方々の福利厚生というような形で、その役割を大きく担ってきた大分県北部勤労者福祉サービスセンターの補助金ということですけれども、約1,300万円というふうに計上をされています。ただ、今年度の予算については1,700万円ということであったかというふうに思うのですね。ということで言えば、来年度の予算を見たときに、約400万円の減額ということになろうかと思います。その理由は何かということをまずお聞きします。 それから併せて、この大分県北部勤労者福祉サービスセンターに加入している会員の数ですね、それと加入している事業所の数、併せて、幾つかの自治体で負担をしていると思うのですけれど、自治体ごとのその負担の割合はどうなっているのかということと、その負担の割合の根拠についてお伺いします。 ○議長(武下英二)  商工振興課長。 ◎商工振興課長(矢野朝仁)  それでは、お答えをいたします。 大分県北部勤労者福祉サービスセンター、これは愛称を、オーサービスと申します。オーサービスは、平成7年4月に中津市勤労者互助会が母体となりまして、任意団体、中津市勤労者福祉サービスセンターを、当時の労働省の1,000万円の補助を受けまして、大分県内で初めて、中津市が勤労者福祉の重点政策として1,420万円を負担しまして、会員711人で発足をいたしました。 その後、平成10年には中津下毛勤労者福祉サービスセンター、そして平成12年には、宇佐市、豊後高田市が加入をいたしまして、大分県北部勤労者福祉サービスセンターになったわけでございます。 その後、平成15年3月31日に財団法人となりまして、会員数が約5,500名まで伸びました。さらに、平成22年度より、福岡県豊前市、築上町、上毛町の定住自立圏域の市町へと拡大をしまして、その後、公益法人法の改正によりまして、平成25年4月、一般財団法人へと移行をいたしました。 その、一般財団法人化する上で、残余財産を公益目的に使用しなければならないということで、それまで負担金を支出していただいた自治体には、特定寄附として返還をいたしました。 そして、これにより残余財産がゼロとなるために、平成24年度補助金1,000万円であったのを、平成25年度は1,707万7,000円ということで増額のお願いをいたしました。 そして、その移行後、管理費、事業費とも順調な運営ができましたので、平成26年度は各市町の負担金を減額し、1,301万8,000円の補助金といたしました。 続きまして、会員数等の状況でございます。これは、毎月中旬で締めますので、2月の中旬で締めまして、平成26年3月1日現在の会員数でございますが、8,734人、加入率が9.9パーセントでございます。これは平成24年の経済センサス、民営事業所の数から割り出しておりまして、事業所数が1,599カ所、これは15.9パーセントということになっています。 ちなみに、大分県内では、大分広域、大分市、由布市を管轄するところですけれども、ここの地域が1万3,841人で、8.5パーセントでございます。大分東部、別府、杵築等ですけれども、これが3,015人でありまして、3.6パーセントということで、比較的多い加入者になっているかと思います。 続きまして、負担金等の割合でございますけれども、全体総事業費から、会費や委託金、共済給付金事業収入等の収入額を除いた不足分を自治体の負担金としていただいています。具体的には、事業費に相当する部分については会員数割、管理費に相当する部分は民営事業所数割となっています。 平成26年度の負担金及び割合につきましては、中津市が848万2,000円、65.2パーセント、宇佐市が255万5,000円、19.6パーセント、豊後高田市が89万5,000円で6.9パーセント、福岡県豊前市が86万2,000円で6.6パーセント、築上町が10万6,000円で0.8パーセント、上毛町が11万8,000円で0.9パーセント、合計1,301万8,000円となっています。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  ありがとうございました。この大分県北部勤労者福祉サービスセンターの事業内容というものを少し見させてもらったりすることもあるのですけれど、側から見ていても、非常に充実したサービスが提供できているのではないかというふうに思ってきたところです。実際に加入している方の声というか、満足度というのはどんなふうになっているのかというようなことをお伺いします。 ○議長(武下英二)  商工振興課長。 ◎商工振興課長(矢野朝仁)  加入者の満足度でございますけれども、オーサービスといたしまして、直接、満足度調査は実施していませんけれども、目玉であります健康増進推進事業の人間ドックや健康診断、インフルエンザ助成事業が大変好評で、年々利用者が増加をしています。 また特に、本年度実施をいたしました主催事業でありますバスハイクにつきましては、2年ぶりの開催ということもありまして、定員40名に対して157名の応募がありました。また、参加された方からは、ぜひ次回もバスハイクに参加したいというお声もいただいています。 また、スケールメリットを生かしました事業でありますけれども、補助事業につきましても、特に、ハーモニーランドの無料招待事業とか、福岡市のマリーンワールドの特別入場券ということもあっせんをいたしまして、非常に、予想以上の需要がありました。 オーサービスの事業内容をさらによく理解して、上手に利用される会員については、満足度はかなり高いものとなっていると思われます。しかし、入会されていても、サービスを利用しない会員様がいることも確かでございます。今後は、サービスの利用方法やメリットについて、周知活動を行い、利用率及び満足度の向上を図りたいと考えています。また、サービスを利用しない会員の方の退会を防ぐ策にもなると思いますので、この周知活動が重要となってくると思っています。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  では、続けて246ページの、カキ養殖振興事業費1,300万円計上されていますけれども、先日、私も、小祝で開催されたカキ養殖のカキ小屋にも行って、1,500円のカキ定食をいただきました。千木良議員と一緒に行ったわけですけれども、非常に、カキそのものは小ぶりでしたけれども、おいしかったなというふうに実感をしたところです。 そんな中で、このカキ小屋が10日間、試験的にやられて、実際にもうかるのかなとか、人件費と重ね合わせたときにどうなのだろうかなというような、採算とれるのかなというような心配をちょっとしたわけですけれど、これからということでありますので、大いに、このカキの養殖販売がうまくいく、中津の名物になっていくことを期待もしているわけなのですけれども、そういう中で、このカキ養殖振興補助金の目的と内容について、まずお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(武下英二)  農政水産課長。 ◎農政水産課長(久保岳士)  カキ養殖の補助金の目的と内容について、お答えいたします。 まず目的でございます。平成24年度より取り組んできましたカキ試験養殖は、1年目でほぼ100パーセント、1年目から2年目で約70パーセントと、高い生残率となっています。また、今年2月の試食会や試験販売では、身が引き締まっている、泥臭みがない、甘くておいしいなど、高い評価をいただいたところです。 このように、中津干潟でのカキ養殖事業の将来性が見込まれたことから、平成26年度より、本格的なカキ養殖に着手します。今後、計画的に規模拡大を図り、中津市の新しい水産業として定着させ、漁業者の所得向上を図ります。 続きまして、内容でございます。事業内容は、10万個のカキ養殖を行うため、カキバッグ1,400個と、それを設置するための杭、ロープ、取り付け器具等の資材費などを補助するものでございます。以上でございます。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  この瀬戸内海随一の広さと豊かさを誇っている中津干潟でのカキの養殖ということなのですけれども、聞くところによるとオーストラリア方式ということを、そういうオーストラリアの養殖技術を取り入れているということですけれども、なぜそのオーストラリア方式に目を付けたのかということについてお伺いしたいと思います。 ○議長(武下英二)  農政水産課長。 ◎農政水産課長(久保岳士)  オーストラリア方式にした理由でございます。 中津干潟は季節風が強く、遠浅なので、従来のいかだを使った垂下方式のカキ養殖は適していないと考えられます。したがいまして、南オーストラリア州で行われている干潟に杭を打ってロープをつなぎ、カキの入ったバッグをつり下げ、海水の満ち引きを利用して養殖する方法が中津干潟の環境に適していると判断し採用をすることにしました。2年間の試験養殖で高い生残率が確認され、外見もきれいで味もおいしいカキの生産ができることになりました。以上でございます。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  わかりました。カキと言えばこの瀬戸内海、所で言えば広島であるだとか、近くで言えば杵築のカキだとか、宇島の方のカキだとかいうようなことがあって、そういうところが先駆けて積極的に行われているわけですけれども、それに、中津の今後のこのカキがいかに太刀打ちできるのかというようなことも、期待と同時に心配も少しあるわけなのですけれども、これらのことを成功させるには、やはり最終的にはカキの養殖に携わる方々の意気込みなりだとかやる気だとかいうようなことが非常に大事になってくるのだろうというふうに思うわけですね。 それで、いつまでも市が補助をしていくということにはならないのだろうとは思うのですけれども、そういう意味でこの中津市として、この事業にかかわっている今後の展望だとか計画だとかいうようなこと、それからまた、いつまで現在の予定では補助を出すつもりなのかということについてお願いします。 ○議長(武下英二)  農政水産課長。 ◎農政水産課長(久保岳士)  今後の展望や計画についてお答えいたします。 まず、展望でございます。中津干潟でのカキ養殖の特徴は、つり下げバッグの中で1個1個ばらばらで揺れて育つことから、表面がきれいで形が整った殻が形成されます。さらに、干潮時は空中にさらされ、ストレスが与えられ、殻の大きさの割にしっかりとした甘い身がつくられます。こうして育ったカキを、中津干潟シングルシードオイスターとしてブランド化を図ります。市内では、カキ小屋などで販売し、知名度の向上と近隣からの集客を図ります。また、インターネットでの販売も行う予定でございます。 さらに、関東、関西、大都市圏への販売ルート改革を行い、しっかりとした販売体制のもとでの生産体制を整えてまいります。将来的には、海外への輸出も検討していきたいと思っています。 補助期間につきましては、現在のところ、カキ養殖経営が安定するまでの平成26年度より平成30年度までの5年間を予定しています。以上でございます。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  では、次に移ります。252ページになります。 3次元造形技術活用事業費、約1,300万円ありますけれども、最初に、この3Dものづくり協議会を立ち上げる目的、それからその中での協議内容、メンバーについてお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(武下英二)  商工振興課長。 ◎商工振興課長(矢野朝仁)  それでは、3次元造形技術活用事業のための協議会の立ち上げの目的、協議会のメンバーでございますが、デジタル技術の進歩に伴いまして、個人でも立体的な製品の製造が可能な3Dプリンターなどの製品が安価に購入できるようになってきておりまして、21世紀の産業革命とも言われるようなムーブメントとなっています。 今後、主に製造業におきまして、少量多品種の製品開発や、新たな分野、商品への進出が可能になるなど、産業構造の変化も予想されますが、こうした最先端技術を中小企業が活用しようとした際、情報や人材の不足、設備投資のコストなどが障壁となり、技術活用や新たな分野への参入が遅れがちになることが懸念されます。そこで、中津市が県内の市町村では初めて3次元造形技術の知識習得、普及促進、産業化を確立するため、3Dものづくり協議会、仮称でありますけれども、これを設立いたしまして、これら先端技術の活用を支援する事業を実施するものであります。 市内の事業所等が3D機器の導入やビジネス化を検討する場合や新たに起業を考えている者を支援するため、産学官連携により構築する協議会で、今後協議を行ってまいりたいと思います。 協議会のメンバーでございますが、中津市工業連合会、中津商工会議所、その他関係する大学等を予定しています。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  これに取り組むのは、大分県内の自治体では中津市が初めてと、県はまた別にしても、自治体としては初めてということで言えば、当然、市としてこの事業に対する意気込みというか、大きな期待というようなことがあろうかというふうに思いますけれども、ぜひ今後、これからということで言えば、ぜひ成功してほしいなという思いがあるわけですけれども、協議会を立ち上げてということですけれど、この協議会がどのように、どう具体的に生かされていくのかということについてお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(武下英二)  商工振興課長。 ◎商工振興課長(矢野朝仁)  具体的にどう生かすかということでございますが、この中津市3次元造形技術活用事業として四つの柱を考えてございます。 一つ目は、情報の習得、啓発であります。3Dプリンターなど、3次元造形技術を使って何ができるのかといった基礎的な内容のセミナーの実施やCAD講座、実際に機器を導入している企業の視察などを行い、先端技術の導入に向けた啓発や意識醸成を行います。 二つ目は、インキュベーション組織、これが3Dものづくり協議会の立ち上げであります。市内事業所が機器の導入やビジネス化を検討する場合や新たに起業を考えている者を支援するための組織を、産学官の連携により構築をするものであります。 三つ目でございますが、これは、3次元造形機器の利用環境整備でございます。市内の中小企業等が、実際に機器を購入する前に、低コストで試験的に利用できる環境を、中津情報プラザ内に整備をしたいと考えています。そこに、3Dプリンター等を設置いたします。そこをものづくりの拠点といたしまして、職業訓練、市民教育、地場企業用の高度訓練の場とするものであります。 そして、四つ目でございますけれども、ビジネス化への支援ということです。3次元造形技術を活用して新たな分野へ進出する企業や新たに起業する者に対して、機器の購入費や創業資金に対する支援制度を今後検討していきたいというふうに考えています。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  ということで言えば、地元企業が例えば3Dのプリンターを購入するときの補助であるだとか、または地元の方が起業していくというようなことでの支援だとかいうようなことも援助として考えているということだろうというように思いますし、産官学での連携も非常に重要になってきて、これも積極的にやっていこうと、そういう中での取り組みだろうというふうに思いますけれども、例えば、地元の工科短大などの大学校だとか、いわゆるその他の大学だとか、いうようなところも含めた大学等の連携というようなことが、もう少し、具体的にどう進めていこうとしているのかというようなことだとか、または、将来的に、こういう3Dにかかわるような企業を誘致していくような、そういうような考え方もあるのかどうかということについてお伺いします。 ○議長(武下英二)  商工振興課長。 ◎商工振興課長(矢野朝仁)  今のところ、これに関する企業誘致というものは考えていませんけれども、結果的にこの事業が企業誘致につながるということもあるかとは思っています。 また、関係するいろいろな3D、活用がありますので、いろいろな関係する大学などと連携をし、新たな、今後、事業目的の実施が可能かどうかを考えていきたいと思います。まずは、中津市内の意欲ある企業への拡大ということを考えていきたいと思っています。以上です。 ○議長(武下英二)  市長。 ◎市長(新貝正勝)  この3Dプリンターの導入によりまして、新たな企業を誘致するかということでございますが、むしろ誘致というよりも、中津市の各中小企業とか、そういう企業の方々が、ぜひこの3Dプリンターに対する認識を持っていただいて、よし、これならやれるぞと、そして自分たちでやっていこうという、そういう意欲を持ってもらうための端緒にしたいというふうに考えています。 と言うのは、この3Dプリンターというものは、私は、第二の産業革命になるのではないかというふうな意識を持っているところでございまして、いろいろな簡単なものから、さらには高度なものまで、素材によっていろいろなものができるということでありますので、簡単なものから言えば、例えば、こういう眼鏡とか、あるいは、こういうものにしてもできるわけです。そして、高度なものになりますと、例えば、この歯科の矯正でありますとか、あるいは腎臓であるとか、心臓であるとか、そういうものを手術の前に、その人の3次元データを今は取れますから、MRIとか、PET検診とか、そういうもので3次元データが取れますから、その人個人に合ったものがどんどんできてくるわけです。 そうしますと、手術の前に1度実験することができる。ここをこう切ったら、実際の血管はここにこういうふうに、この人の場合はなっているとか、そういうことがわかるわけでありまして、手術の誤りというのをなくしていくことができるのではないかと。 それから、つい最近は、歯医者さんの方々とお話ししていましたら、非常にこの3Dプリンターに興味を持っておりました。ぜひ私たちも使わせてほしいと、今は、もう既に歯医者さんの世界ではそれを導入しておられる方もいると、そして、それを導入して歯形を再生して、実際にこの厚みです、こういったところの厚みというのは非常に問題になるわけですが、それが全部再生できる。そしたら、この人には、ここにこのインプラントするときには何ミリメートルのボルトでこうすれば、ここが割れることがなくて、あとで副作用とか、そういうことが起こらないということができるということで、既に採用しているところもあると。こういうふうな状況でございまして、今や私は、この3Dプリンターを巡って世界的な大競争が始まりつつある、もう、あるいは始まっているというふうな状況ではないかと。 ですから、それに対して、この中津の地域が遅れないように、むしろ、その世界的競争に打ち勝っていけるような産業を興していくということが非常に重要ではないかというふうに思っているところでございます。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  ありがとうございました。また、大きく期待をするところでありますし、先ほどのカキの養殖の件に戻れば、オーストラリアあたりでは、分別するのに、この3Dを使っていったりというようなことの取り組みがあるようなので、今後、大きく期待をしていきたいというところであります。 それでは、次に254ページ、国際交流事業費ということであります。 私は、今、日本と東アジアの国々の課題が山積している、そういう課題があるときだからこそ、民間人の地域レベルでの交流ということが今こそ必要なときだろうというふうに思っていますけれども、この国際交流事業費の中の国際交流員配置の目的と、それから仕事内容、交流員の選任方法、併せて、通訳者の仕事内容と選任方法についてお伺いしたいと思います。 ○議長(武下英二)  観光課長。 ◎観光課長(直田孝)  まず、国際交流員の目的についてお答えいたします。 目的につきましては、地域における国際交流活動の推進ということが大きな目的となります。今回、韓国の方を希望しておりまして、韓国の方を希望した理由といたしましては、現在、韓国、晋州市との交流を進めている中で、中津市と晋州市との間の情報交換などで活躍していただきたいということも大きな目的といえます。 国際交流員の具体的な仕事内容ということでは、1点目としまして、地方公共団体の国際交流関係事務の補助、具体的には外国語刊行物等の編集、翻訳、監修、国際経済交流事業を含む国際交流事業の企画、立案及び実施にあたっての協力、助言、外国からの訪問客の接遇、イベント等の際の通訳等であります。 二つ目といたしましては、地方公共団体の職員、地域住民に対する語学指導への協力。 三つ目といたしましては、地域の民間国際交流団体の事業活動に対する助言、参画。 四つ目といたしましては、地域住民の異文化理解のための交流活動、及び、外国人住民の生活支援活動への協力などを考えています。 また、観光課に配属されますので、観光振興に関する業務にもあたっていただこうということで考えています。 選任方法につきましては、大分県国際政策課を通じて、財団法人自治体国際化協会に韓国の方ということで新規招致者のあっせんの依頼をいたしまして、それが決定されたものでございます。 続きまして、通訳者の件につきまして、まず、具体的な仕事内容ということでお答えをいたしますが、仕事内容につきましては、韓国、晋州市との交流を進める中で、晋州市を訪問する際や、晋州市からの訪問団を受け入れる場合に、韓国語の通訳をしていただくということであります。 選任方法につきましては、市内に数名韓国語ができる方がいらっしゃるということでございますので、その方々を中心に探していきたいというふうに思っています。 なお、韓国語の通訳につきましては、国際交流員の方にやっていただこうというふうに思っていますので、国際交流員が対応できないときに別の通訳者をお願いする場合を想定しています。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  では続けて、同じ256ページのメイプル耶馬サイクリングロード復旧記念事業費ということで、この復旧記念事業ということで大きく期待をしたところでありますけれども、計上されているのが約236万円ということで、その中を見てみると、印刷製本費、それから看板製作設置委託料ということになっていますけれども、これにつきましての具体的な内容についてお願いをしたいと思います。 ○議長(武下英二)  観光課長。 ◎観光課長(直田孝)  メイプル耶馬サイクリングロードの復旧記念事業といたしまして、まず、行政がやらなければいけないのは、復旧したことのPRだというふうに考えておりまして、この事業の一番主な内容といたしましては、サイクリングロードマップの作成や配布によるPR、それから横断幕などを設置したサイクリングロード復興のPRを考えています。 また、イベントといたしましては、県のウオーキング協会が主催するウオーキング大会や、先ほど質問も出ましたけれども、福祉部のタンデムサイクリングなどと連携して、復旧記念イベントとして開催していただきたいというふうに今考えておりまして、そういう働きかけをしているところでございます。 さらに、昔の耶馬溪鉄道を知る方の講演会だとか、昔の耶馬溪鉄道の写真展だとかいうことも検討していきたいということで考えています。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  災害が起きる前の平成24年度の予算においては、約600万円をこのサイクリング整備のために計上されていたかというふうに思いますけれども、残念ながらああいう大きな災害が起こって、平成25年度には耶馬溪鉄道の100周年というような事業もあったかというふうに、それも行われなくなってしまったということで言えば、大変残念だったのですけれども、そういう意気込みがあったにもかかわらず、とりあえずこの復旧記念事業ということでPRを優先というような印象を受けるわけですけれども、耶馬溪などの観光、官兵衛後を見据えた観光ということを考えていったときにも、地域住民の方々と一緒に何か復興PR、記念事業というような形にならないものかと。それが先ほど言ったゆにぽたというような形にでもならないものかなというふうに思ったのですけれど、再度お聞きしますけれど、そういう復興記念事業としての盛り上げというようなことについては、余り大きく今回はとらえていないということでしょうか。 ○議長(武下英二)  観光課長。 ◎観光課長(直田孝)  地域住民を挙げてのイベントということで、その開催はどうなのかということでございますが、今年の事業につきましては、まずイベントについては各種団体とかいうところで、復興記念イベントを開催していただくように働きかけをしています。 地域住民を挙げての復興イベントにつきましては、地域や観光団体等が盛り上がって、そういったイベントをやりたいということ、あるいは具体的にゆにぽたという言葉も出ておりました。そういったイベントについても、もっと具体的に盛り上がりを見せて復興イベントとしてやりたいということになったときには、行政としても連携をして積極的に支援をしていきたいというふうに考えています。以上です。 ○議長(武下英二)  市長。 ◎市長(新貝正勝)  基本的には、今、観光課長の方から答弁したとおりでございますけれども、今、議員がおっしゃられたことについて、実は私はそこまでの認識がありませんでした。ですから、その復興イベントとして全体でやると、地域住民を挙げてやるのはどうかということに対しましては、これは今後、前向きに検討させていただければというふうに思います。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  ありがとうございました。 では、最後になります。360ページです。中津総合運動場整備事業ということであります。 時間がもう限られていますので、何点かに絞ってお伺いしたいというふうに思いますけれども、この中津総合運動場にかかわって、現在使用されている永添球場を含めて、今後の利活用ということで議論されてきた中で、スポーツ推進審議会の答申が出されたかというふうに思っています。 で、これまでの質問にもありましたので、おおよその方向性は見えてきたところでありますので、この多目的グラウンドにかかわっての総事業費、それから何カ年の事業として考えているのかということ、それから、財源はどのように考えているのかということについて、お伺いします。 ○議長(武下英二)  教育委員会体育・給食課長。 ◎教委・体育・給食課長(白木原忠)  それでは、お答えします。 総事業費については、現在、基本設計で算出をすることとなっていますが、全体計画が決定していませんので、今のところお答えすることができません。 事業としましては、平成25年度から平成27年度までの3カ年で行うこととしています。財源につきましては、人工芝の多目的グラウンドの整備が、日本スポーツ振興くじの補助対象となります。 また、施設の一体的な改修を行うことで、土地の買い取りも含め、合併特例債で事業を行う考えです。以上です。 ○議長(武下英二)  吉村議員。 ◆17番(吉村尚久)  それでは、続けてでありますけれど、野球場が解体されるわけですけれども、当然、この野球の大会等には影響が出るようなことはないのだろうというふうに思いますけれども、その解体の時期がいつかということと、それから、今後、この多目的グラウンドができれば、大きな大会等も誘致をしていくというようなことになれば、二つのグラウンドが同時に使われるということになれば、駐車場の問題も出てこようかというふうに思っています。具体的にその駐車場がどのように整備されようと、何台分ぐらい整備と考えられているのかということと。 それから、もう一つ、現在あるサッカーグラウンドと永添球場のところを見てみると、高低差がある傾斜地になっているところがありますけれども、ここをどのように考えているのか。現在では、多くには駐車場として使われている場面が多いかというふうには思いますけれども、サッカーグラウンドと多目的グラウンドの一体感のあるというようなことを考えていけば、この高低差もなくしてはどうかというふうにも思ったりもするのですけれど、いずれにしても、この敷地の分をどのような形で、今考えられているのかということについて、お伺いします。 ○議長(武下英二)  教育委員会体育・給食課長。 ◎教委・体育・給食課長(白木原忠)  まず、野球場解体の時期でございますが、中津総合運動場野球場解体につきましては、野球のオフシーズンとなる12月頃から3月頃までを考えています。それにつきましては、競技団体と協議を行いまして、できる限り利用者に支障がないように進めていきたいというふうに考えています。 次に、駐車場の整備でございますが、施設整備後の駐車場につきましては、現在、中津市で行われている各種のサッカーの大会をもとに検討した場合においては、必要な駐車場台数の確保は可能と考えています。 しかしながら、今後は観覧席の整備に伴って来場者数の増加が予想されることから、新たな駐車場用地の確保が必要というふうに考えています。 それから、もう一点、サッカー場とサブグラウンドの高低差の整備は実施するのかということでございますが、基本設計の段階では、まだ詳しく決まっていませんが、サッカー場と現在の野球場の間のスペースにつきましては、できるだけフラットにして、憩いの場やキッズスペースとして利用できればというふうに考えています。以上です。 ○議長(武下英二)  千木良孝之議員。 ◆19番(千木良孝之)  おはようございます。新生・市民クラブ千木良孝之です。どうぞよろしくお願いいたします。 最初にお聞きさせていただきますけれども、順番的に10番目ということなので、もう大分前に皆さんがお話しをされていますので、若干ダブる部分があるかと思うのですけれども、極力ダブらないように質問させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 最初に、議第1号の56ページの児童措置費の扶助費に関しての福祉運営事業費で、私立保育所運営費がマイナス7,991万9,000円と減額になっているのですけれども、この理由をまずお伺いいたします。 ○議長(武下英二)  子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(為末奈津美)  減額の理由をお答えいたします。 当初予算時の保育所運営費は、平成24年10月1日現在の入所児童数と、年齢区分別及び保育所規模別で決められた国の保育単価を基準にして計算しています。 減額の要因となったのは、平成25年3月31日に1園が廃園され、その園に通園していた児童の多くが公立保育所に転園したためと、保育単価の高いゼロ歳児から2歳児の入所児童数が当初の見込みより減少したためです。以上です。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  今のお話を聞いたところでなんですけれども、園が一つ廃園になったということも含めてですけれども、保育園の保育単価が高いから、そういうところで生じたということで言われているのですけれども、ゼロ歳から2歳ですか、この辺の入所する児童が見込みより減ったと、だから、単価が見込みよりも少なかったということだと思うのですけれども、中津市は出生率が高いということは、県の中でも昨年で1.87でしたか、特殊出生率が。 そんな中で、ゼロ歳からというのが低いのではなくて、多いのかなと、僕自身は思うし、また、共働きの方もおられるわけだから、産休が終ってすぐ仕事に復帰したい方々を考えると、その辺が入れなかったのか、また、それで待機になっていたのか、そういったことでそこが少なくなっていたのかなとちょっと思っているのですけれど、その辺の何か調査とか、現象とか、何かつかんでいるものがあったら教えていただきたいのですけれども。 ○議長(武下英二)  子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(為末奈津美)  議員がおっしゃいましたように、中津市は合計特殊出生率が大変高く、県14市の中で今は1位でございます。 この合計特殊出生率というのが15歳から49歳までの1人の女性が一生に産む数で、2.07を超えないと人口が増加しないという数字ですが、県の中では大変高くなっています。 それで、このような要因等ありますし、保育士不足というのもございまして、やはりゼロ歳児から2歳児の間の児童がなかなか保育所に入れないという状況はございます。 このようなことで、今年の1月に子育てのニーズ調査を行いまして、8,500人の児童に対して80パーセントいう回収率をいただきました。これは保育所、幼稚園、小学校の全面的な協力があってのことですが、中津市民の皆さんが子育てに大変高い意識を持っているということを強く感じています。 今、集計中でございます、この集計と先ほどのデータと一緒になって分析して、今後、私たちは保育や子育て支援事業の確保方向を考えていかなければいけないという段階に来ています。事業計画の中で、その確保方法を今後考えていく、今、時期に来ているという状況でございます。以上です。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  ありがとうございます。例えば、今言われるように、これから平成27年度に向かって子ども・子育て新制度でしたか、これに変わっているという、量と質という形になってくる中で、やはりいろいろなことを考えたときに、子どもたちが教育をいただいたりとか、子育てしていただく中で成長していく段階まで、うまくそういったシステムの中で取り入れていただきたいし、そんな中で、今後、アンケート調査の結果、いろいろな形で、あともう1年ですよね、そんな中で、いろいろな角度で大変だと思いますけれども、ぜひやっていただきたいなと、取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 それで、次の質問に入ります。86ページの道路橋りょう新設改良事業費のところで、009の好循環実現のための経済対策事業の3,854万円についてなのですけれども、これの諸田中央線、それから、山ノ中小平線、長尾野線、この工事の目的の内容、それから工事完成時期についてお伺いいたします。 ○議長(武下英二)  道路課長。 ◎道路課長(為末純司)  御質問の3路線につきましては、今回、国の経済対策による補正を受けるものでございます。 まず、諸田中央線でございます。工事内容ですが、道路の舗装工事でございます。延長520メートルで、車道部分の幅員が5.5メートル、歩道部分の幅員が3メートルで、完成時期につきましては、平成26年6月末を予定しています。 次に、山ノ中小平線の工事内容でございます。道路の改良工事、延長140メートル、改良幅員が9.25メートルで、完成時期につきましては、平成26年度事業の実施予定箇所と合併施工によるため、平成27年2月末の予定としています。 最後に、長尾野線でございます。この工事の内容ですが、道路改良工事としまして、延長120メートル、改良幅員7メートルで、完成時期につきましては、平成26年10月末の予定としているところでございます。以上でございます。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  今の諸田中央線なのですけれども、6月完成予定という話なのですけれども、あと3カ月であそこのところは完成するのですか、お伺いします。 ○議長(武下英二)  道路課長。 ◎道路課長(為末純司)  一応完成予定でございます。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  そうしたら、あそこの道というのは、踏切から北の方はできてくるわけですよね。それで、南にわずか何メートルぐらいかな、二、三十メートル残っていますよね、国道213号に出るまでの間、南側で。 そこのところまでを、本当であれば一緒に完成できるのかなと個人的に思っていたのですけれども、その辺の工事に関して同じ時期にできるのか、ちょっとお伺いします。 ○議長(武下英二)  道路課長。 ◎道路課長(為末純司)  今、御質問のございました国道213号のところでございますが、ここはまだ一部用地の取得ができてございません。補償費等、物件等もございますので、それの交渉を現在進めているところですが、ちょっと不幸事がございまして、現在相手の方に行けない状況でございますので、もう少し時期を置きまして交渉を再開したいというふうに考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  もう3回目ですよね。 では、次に行かせていただきます。そしたら、議第13号の70ページの総務管理費の企画費です。 地域公共交通調査事業費補助金とありますけれども、ここの646万4,000円、この調査については、川内議員が昨日ちょっと質問ありましたけれども、それ以外でお聞きしたいのですけれども、これの支給先と市民のニーズをどのように反映して行っていくのかということをお伺いしたいのですけれども。 ○議長(武下英二)  まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(向直樹)  それでは、お答えいたします。 まず、支給先についてですが、市が主体となって構成する地域公共交通会議が事業主体となります。市民代表、バス、タクシー、JRなど交通事業者、運輸局、警察、県土木事務所など、関係する団体の代表で構成されるものでございます。 市民ニーズにつきましては、地域ごとに公共交通の利用を望んでいるだろうと思われる方々を中心とし、民生委員、自治委員を通じ聞き取り調査で素直な意見を求めること、主婦層、学生さんなどを対象に、グループインタビューによる意向調査などを計画しています。 市民の意向を十分に調査した上で、利便性の高い交通体系、整備計画に移行していく考えでいます。以上でございます。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  今の公共交通会議という中で、この会議体はどのような機能で、協議事項等の内容についてお伺いしたいのですけれども、どのようなことをされているのか。 ○議長(武下英二)  まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(向直樹)  公共交通会議の機能ということでございます。 地域ニーズに応じた運送サービスの普及を促進し、旅客の利便を向上させるため、バス運行の対応及び運賃、料金、事業計画について、関係者による合意形成を図る場として、平成18年10月の改正道路運送法に位置付けられました。 その構成は、市が主催し、市民代表、バス、タクシー、JR等交通事業者、運輸局、警察、県土木事務所など、関係するすべての団体の代表となっています。 ここでの協議を経て、運送事業を実施することは、地域の関係者がすべて合意の上での事業ということで、道路運送法上の規制緩和や弾力化が適用され、事業を推進する上で多くの有利性が確保できることとなります。 例えば、山国地域で運行されている自家用車、白ナンバーですが、車両による有償運送は、この会議での承認が条件になっています。また、ワンコイン、100円均一運賃についてですが、通常であれば、運賃の設定は道路運送法で距離に応じた運賃設定を国へ申請しなければならないのですが、特例として、公共交通会議で決定した部分だけは法的に認められます。このほか、法的手続の簡素化などの利点が生じます。 協議事項についてですが、協議する内容は、運行形態、運賃及び料金、路線、営業区域、使用車両等の事業計画、運行時刻等の運行計画、市町村有償運送の必要性、収受する対価等についてです。 また、平成26年度において実施する公共交通調査事業を受けて、市内交通事業者が連携する交通基盤整備のための連携計画策定、及び、これに基づいて実施する事業についての協議を行うことになります。以上でございます。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  今のお話だと、結構この会議体というのはすばらしい、すごい力を持っている会議体なのかなというふうに感じたわけですけれども、そうしましたら、この会議の開催頻度ですか、こういった形はどのくらいなのかとか、また、この調査事業が終わって、それから、今度は事業に入ると思うのですけれど、大体どのぐらいをめどに検討されているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(武下英二)  まちづくり推進課長。 ◎まちづくり推進課長(向直樹)  交通会議の開催の頻度についてですが、先ほど申しましたように、公共交通会議を得ることで、規制緩和や法の弾力化がされますので、新しく事業を開始する場合、ダイヤ改正、料金の改正などの国への申請の必要が生じた場合に開催することを基本としています。 過去、年間1回から2回の開催状況となっていますが、来年度に調査事業をするにあたり、事業の内容、協議など、5回程度の開催が必要になると考えています。 次に、調査事業に基づく整備事業の実施時期についてということだろうと思いますので、調査事業を実施後、公共交通会議主体の交通利便性に関する共同事業、例えば交通マップ等の作成です。市民及び事業関係者が共同で行うものでございます。そういうものを行うことで、国庫補助対象事業の枠拡大による財政面の有利性、毎年度1,200万円から1,300万円ほど確保できます。この財源をもとに調査事業で浮かび上がった必要性の高い対策から順次実施していく考えでございます。以上でございます。 ○議長(武下英二)  市長。 ◎市長(新貝正勝)  ただいま地域公共交通会議についての御説明がございました。 地域公共交通会議は、そういった意味では非常に重要な会議でございますが、今言ったように、合意が得られますと、非常にいい面もあるわけでございますが、実は、一番の問題は、中には合意が得られないことが多いわけであります。 というのは、各会社の利害というものと競合するといったときには、なかなかその合意が得られないということが多いわけでありまして、必ずしもプラス面だけではなくて、マイナス面もあるという状況でございます。 例えば、コミュニティバスを走らせるといったときに、ここにも止めてほしい、あるいは、ここにも止めてほしいという住民のニーズがあったとしても、そこは幹線路線が走っているとか、あるいは、幹線路線の走っていないところでも、いや、そこらはタクシーが行くと。そこをとられては困るというようなことがありまして、なかなか住民の希望に沿うことが難しいというふうな状況も起こり得るわけでございまして、プラス面とマイナス面と両方ございますが、ぜひ、この公共交通会議の方々には、そういった住民の利便性というものを尊重していただけるように、常にお願いをいたしているところでございます。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  ありがとうございます。昨日もちょっと川内議員が言ったように、やはり高齢者になって免許を戻した人たちもいますので、そういった人たちをうまく、せっかく調査をするわけなので、そうした人たちをバランスよく乗れるような体制をとっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 それでは次に214ページ、これも昨日、古江議員と、また、今日吉村議員もお話が出たと思うのですけれども、高年齢者労働能力活用事業費なのですけれども、私も昨日の内容はある程度わかったのですけれども、その中で、ちょっと私なりにお聞きしたいことは、市道で路面清掃が400キロメートルあるのですけれども、そのうちの半分くらいの200キロメートルという話ですけれど、最終的には、左と右があるから400キロメートルとなるのかなと思うのですけれども、そんな中で、年間6回程度で1周回れるというお話だったかと思うのですけれども、これは週に何回この事業をしてやれるのかということと、また、昨日何か強調されたような感じですけれど、市道ということを強く言われていたのですけれども、県道はどんなような形で清掃の県との話になっているのか、お伺いしたいなと思います。 ○議長(武下英二)  道路課長。 ◎道路課長(為末純司)  お答えいたします。 一応おおむね旧市内で対象路線、市道の約半分を想定しまして200キロメートルのうちの両側ですから400キロメートルでございます。 大体、週3日稼働するということで、1日6時間走りますので、大体週では3日掛ける6時間で、時速は3キロメートルぐらいということで、約18キロメートルです。そういうものを計算しまして、旧中津市の中では、年間で換算すれば6回程度いけるのではないだろうかということでございます。 県道等はどういう状況なのかということでございますが、既に国の方からも問い合わせが来ていますし、県とも相談をしています。最終目的は、中津市をいかにしてきれいにしていくか、きれいなまちづくりということでございますので、国、県、中津市が一体となりまして、きれいなまちになるように進める予定でございます。以上です。 ○議長(武下英二)  千木良議員。
    ◆19番(千木良孝之)  今おっしゃるように、中津市のまちがきれいになるためにこういった事業をするということと、もう一つは、シルバーの方々の雇用も入ってきているのかなというふうに思いますけれども、そんな中で、今の県と連携、また国との連携という中で、今、市の方で200キロメートルです。ということは、県道も結構ある、県と連携するというけれども、県の方は、そこのところに対してどんなピッチでやるのかなというのはちょっとわからないのですけれども、逆に言えば、今言われたように、雇用とか、そういうシルバー人材を考えたときに、うちのそのシルバーさんが使う清掃車を含めて県道も走れるように、例えば、県から補助をもらうとか、県からの委託という形で、こんな形でやれたら、同じ道を抜けたりとか、走るわけだから、そういったものも知れれば、例えば、今、週に3回というのであれば、それを毎日走らせられるようにすれば、人員も増えていくわけだし、何かそういったことはお考えになれなかったのかとかいうことと、一つ例を挙げると、例えば道路に猫とか犬とかの死骸があったときに、市民から声をかければ、ここは県道ですので県ですとか、ここは市道なので市ですとか分かれているではないですか、そういう区分けをするのではなく、これひとつ中津市をきれいにするというものであるのであれば、そういったことができるのかなと、自分自身ちょっと思っていたので、その辺に関してどうなのかお伺いしたいなと思いますが。 ○議長(武下英二)  道路課長。 ◎道路課長(為末純司)  現在、考えていますのは、市道につきましては道路課の方からお願いしまして、この範囲、ここを清掃してくださいということで、費用については委託料で、かかった費用です。土砂等を処分しなければなりませんから、それをかかった経費をシルバー人材センターの方に委託料でお支払いします。 県道につきましては、県の方がシルバー人材センターの方にお願いをするという形で、かかった費用を県がシルバーの方にお支払いをするというようなことを想定しています。 この路面清掃車につきましては、車的には4トン車の車体をベースにしまして、それに真空吸い込み式のホッパー容量が大体3.4立方メートルぐらいございますが、その設備を上に乗せるわけです。それは通常でしたら、普通のトラック、一般道を制限速度40キロメートルとか、50キロメートルで動くことができますので、その目的地にまでさっと行って、清掃ができます。 それで、その間に県道等がございましたら、事前に調整して県道は1回清掃すれば結構きれいになりますので、調整しながらやっていきたいなというふうに、まだ今計画段階でございますが考えています。以上です。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  では、次に行かせていただきます。都市計画事業費、284ページ、中央公園整備事業費ですけれども、ここの測量及び設計委託料、それから駐車場等整備工事、それから土地購入費、これの目的と事業内容についてお伺いいたします。 ○議長(武下英二)  都市計画課長。 ◎都市計画課長(西本正)  それでは、事業内容を御説明申し上げます。 中央公園につきましては、昭和53年度と昭和54年度に整備し、供用開始しています。また、昭和57年度にはソフトボール場にナイター設備も整備しており、現在、近隣公園として、児童から高齢者のスポーツ、遊戯、観賞、休息の場として、また、イベント等で多くの市民が利用していただいています。 近年、公園の西側は樹木の繁茂と、鐘紡時代の高い境界塀にも囲まれ、暗く見通しが悪いため、公園駐車場に隣接する用地を取得し、公園利用者、特にソフトボールやイベント時の参加者の駐車場の増設を行い、さらに駐車場周辺の公園内の樹木の伐採、それから塀の撤去等の環境整備も行う予定でございます。以上です。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  そうしましたら、ここのところに今言われるように、樹木の伐採だとかあるところですが、ちょっと僕もあそこの周りをぐるっと、いつも何回か回ったりするのですけれども、ベンチの破損だとか、歩く歩道のところのタイルみたいな形の石ですけれども、そういうところが剥げていたりとか、そういうのも併せて今回整備の中で一緒にしていただくのか。 また、土地購入に対して、今度車がそこのところで何台置けるようになるのか、合計であそこのところ、何台止められるようになるのかということと、あと、そこを使うということは、出入りの車もあるわけなのですけれども、やはり多く止められるということは、今、文化会館前も結構止めている方がおられるかと思うのです。そうすると、両方どっちでも止められるというようないい面もあるのですけれども、逆に、今度ただであるからこっちの方が止められるなと、市営駐車場に止めなくてもいいなというようなこともあると思うので、やはり公平なうまく方法等を考えながら、その辺の対応はどういうふうにお考えなのか、お伺いいたします。 ○議長(武下英二)  都市計画課長。 ◎都市計画課長(西本正)  それでは、お答えを申し上げます。 まず、公園施設の遊歩道のタイルとか、ベンチ、看板等の破損等も今回整備するのかということでございますが、今回の整備計画につきましては、樹木の伐採や塀の撤去、それから駐車場整備等が主でありますが、公園施設の破損が発生した場合ですが、別の予算でこれはもう対応したいと考えています。 それから、整備後の駐車可能台数はということでございますが、現在約15台の駐車スペースがあります。隣接する用地を取得しまして、15台程度の増設を予定しておりまして、合計で約30台の駐車台数を見込んでいます。 それから、迷惑駐車といいますか、そういうことの対応はということですが、駐車場の迷惑駐車につきましては、現状での対策としては、公園利用者以外の駐車禁止の看板を設置したり、目的外や長時間の迷惑駐車の方への啓発を行っています。 整備後の対応につきましては、目的外や長時間の迷惑駐車排除のため、現在24時間、開放している状況でございますので、そういうところを見直すなどして、状況を今後見ながら対応したいと考えています。 それから、文化会館の駐車場ということですけれど、文化会館の駐車場は教育委員会の方の所管となりますが、今後、整備された後には、またそういう面では連携を取っていきたいというふうに思っています。以上です。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  わかりました、ありがとうございます。 では、次に行きます。議第16号です。165ページ、ここも駐車場のお話になるのですけれども、工事請負費、駐車場改修工事についての2,363万円のところなのですけれども、駐車場改修工事費の内容と区画が狭い問題に対して、区画幅はどのくらいにするのか、まずお伺いいたします。 ○議長(武下英二)  都市計画課長。 ◎都市計画課長(西本正)  それでは、御答弁申し上げます。 まず、駐車場の工事の内容でございますが、市営豊田町駐車場の老朽化したアスファルト舗装や排水溝、柵、附属施設等の改修を全体的に行う予定です。 改修工事につきましては、平成26年度と平成27年度の2年間で行い、まず平成26年度は、全体の半分程度の改修を行う予定でございます。 それから、駐車の区画についてということですが、利用者の利便性を考慮しまして、1マス当たりのスペースを現状の幅が2.25メートル、奥行きが5メートルから、幅2.5メートル、奥行き5メートルに広げる計画でございます。以上です。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  そうしますと、今が2.25メートルなので、2.5メートル、奥行き5メートルと、そうすると、軽自動車と乗用車、または乗用車、乗用車でも大分余裕ができるかなと思います。 また、これでするということは、大きくなるわけだから、車の台数が当然減ると思うのですけれども、現在何台あって、今度何台分減るというようなことと、減った台数の分はどういうふうな対応を考えているのか、お伺いいたします。 ○議長(武下英二)  都市計画課長。 ◎都市計画課長(西本正)  整備後の駐車台数の減少ということですが、現在の駐車スペースを再検討し、できるだけ駐車スペースを確保したいと考えていますが、駐車マスの幅を広げる関係で、駐車台数は現状の451台から約410台になります。よって、41台の減少ということでございます。 それから、減った分の対応についてということですが、通常時の利用につきましては、現在の定期利用者等の状況を見ても、大きな問題はないと考えています。ただし、大きなイベント等が開催される場合には、イベント等の主催者や関係者へ、乗り合わせでの利用や周辺駐車場の利用を呼びかける等の対応をお願いしたいと考えています。以上です。 ○議長(武下英二)  千木良議員。 ◆19番(千木良孝之)  41台減になるということで、イベントがあったら、乗り合わせという話なのですけれども、公用車が置かれていると思うのですけれども、その公用車は今何台駐車していて、例えば置く位置などは今回どこかへ合わせるとかするのかとか、また、軽であれば、例えば公用車の中でも軽がいっぱいあるのであれば、2.5メートルなくても、2.4メートルあれば結構、軽同士で余裕ができれば1台なり、2台多く止められるのではないかなと思うのですけれども、その辺に関してどうお考えなのか、お伺いいたします。 ○議長(武下英二)  都市計画課長。 ◎都市計画課長(西本正)  現在の公用車の台数でございますが、現在55台が駐車しています。 それから、公用車の駐車位置は検討しているのかということですが、現在の公用車の駐車スペースにつきましては駐車場の中央にありますが、市役所の休日時等の一般利用者の利便性等を考えるなら、駐車場内の他の場所に移すことも今後考えていきたいというふうに思っています。 それから、軽であれば駐車マスも少し小さくてもいいのではないかということでございますが、そういうことも検討はしていますが、現状のところ、2.5メートルの幅で統一した駐車マスを考えています。以上です。 ○議長(武下英二)  奥山裕子議員。 ◆16番(奥山裕子)  では、議第13号 平成26年度中津市一般会計予算の中から、72ページ、企画費、過疎対策モデル事業費のまず事業内容と目的をお聞かせください。 ○議長(武下英二)  山国支所総務課長。 ◎山国支所総務課長(渋谷禎昭)  御答弁申し上げます。 事業内容と目的でございますけれども、過疎モデル事業として山国地域の拠点地域に、生活インフラの整備を行い、子どもからお年寄りまで生き生きと生活できるまちづくりを行おうとするものです。 45パーセントと過度に高齢化が進行し、近い将来自家用車の運転が危惧される状況の中、買い物ネットワークセンターを整備する計画としています。 現在、安心生活創造事業を受け継ぐ形で、宅配による買い物支援事業を行っていますが、今回の事業では、高齢者に限らず、住民全体を対象にし、まちバスによる拠点へのアクセス強化も同時に行い、買い物という生活行為の中で自然に生まれるコミュニケーションの場の拠点をつくることにより、生活利便性の確保に加え、過疎化による衰退している地域コミュニティの再生を図ろうとするものです。 事業内容は、買い物センター運営のための推進経費と、拠点における買い物センターテスト事業の経費を上げています。以上です。 ○議長(武下英二)  奥山議員。 ◆16番(奥山裕子)  平成23年11月1日からの社会福祉協議会の山国支所で、買い物が容易に行えない家庭を支援しようという買い物宅配サービスというのを行っていますが、これは70歳以上の一人暮らし、それから75歳以上の方のみの世帯が対象ということで、例えば社協の利用者登録がスタートした時点では17世帯あったというふうに思いますが、これとの関連、この事業がどういうふうになっているのかを教えてください。 ○議長(武下英二)  山国支所総務課長。 ◎山国支所総務課長(渋谷禎昭)  お答えいたします。 当初の会員登録から平成24年度実績でございますけれども、現在のところ25名となっています。 先ほど議員もおっしゃられましたように、年齢制限がございましたけれども、今回のモデル事業につきましては、お年寄りから子どもまで地域住民全員を対象に広げていきたいという構想でございます。以上です。 ○議長(武下英二)  奥山議員。 ◆16番(奥山裕子)  ありがとうございます。年齢制限がなくなったということで、非常にやはり助かっていく方が多いのではないかなというふうに思います。 17件から25件の登録ということになっていますので、だんだんまた周知して広がっていけば、皆さんが助かっていくのではないかというふうに思いますが、今までやられてきたこの買い物事業というものは終わるのでしょうか。それとも、これがこのまま続いていく、また、形を変えた形のこの新しい買い物事業ということになっているのでしょうか、その点についてお願いいたします。 ○議長(武下英二)  山国支所総務課長。 ◎山国支所総務課長(渋谷禎昭)  お答えいたします。 本事業は、先ほど申し上げましたように、高齢者に限らず子どもからお年寄りまでを対象にということでしておりまして、この事業が今まで行われておりました高齢者の買い物支援のサービスも包含した形で事業を引き継いで、継続して行っていきたいと考えています。以上です。 ○議長(武下英二)  山国支所長。 ◎山国支所長(尾家勝彦)  すみません、誤解されると困りますので、ちょっと補足説明させていただきます。 今まで社協が行っている分につきましては、その事業はその事業で継続いたします。ただ、今、年齢に関係なくと言いましたのは、年齢に関係なく宅配をするわけではございませんので、その買い物のセンター整備とか、そういう感じで考えていくということでございます。 ○議長(武下英二)  奥山議員。 ◆16番(奥山裕子)  わかりました。いいモデルになりますように期待をしています。 では、続きまして254ページになります。観光費の中の観光事業費、中津耶馬溪観光協会補助金のまず内容をお尋ねいたします。 ○議長(武下英二)  観光課長。 ◎観光課長(直田孝)  中津耶馬溪観光協会補助金の内容につきまして御説明いたします。 主なものといたしましては、観光商談会や観光宣伝のための旅費、それから、宣伝用の印刷物の印刷製本費、それから、新聞、雑誌等による広告費、観光ボランティアガイド等の委託料、各種イベント等への補助金、また、各支部への補助金、その他イベント出店料、観光看板等の修繕料などを合わせて5,662万円となっています。 中津耶馬溪観光協会運営費補助金につきましては、観光協会事務局の運営にかかる経費でございまして、職員の人件費、事務所の賃貸料、事務機器や自動車のリース料等で2,991万7,000円ということになっています。以上です。 ○議長(武下英二)  奥山議員。 ◆16番(奥山裕子)  中津耶馬溪観光協会の組織が平成18年の合併後、先ほど課長もおっしゃられていました支部ということで続けられていますが、この組織の一本化等考えておられるかどうか、お願いします。 ○議長(武下英二)  観光課長。 ◎観光課長(直田孝)  中津耶馬溪観光協会につきましては、平成17年に中津市が合併して以来、ずっと各地域に支部があるという形で、まず一つになっていないという状況でございます。 やはり観光協会も一本化して一つにまとまる必要があるということで考えておりまして、本年度の総会が5月の末ぐらいにあると思いますが、本年度の総会を一つの区切りとして、中津耶馬溪観光協会を一本化すべく現在準備をしているところでございます。 現在、各支部、各支所との協議を行っています。いろいろな問題点を洗い出して、一つひとつ解決しながらスムーズな組織の再編を目指しているところでございます。以上です。 ○議長(武下英二)  奥山議員。 今、2回目の質問ですので、もう2回目の質問は終わりましたので、最後の質問になりますので、質問内容を気を付けてください。 ◆16番(奥山裕子)  あと、自主財源の確保等どういうふうに考えているかということと、今、体制の可否についてはおしゃっていただきましたのでいいのですが、今観光協会の中でもこういうユニバーサルスポーツinなかつというような形で、これ参加料が1,000円、3月21日に開催予定という、こういう形で自主財源も工夫しておられるのかなと思いますが、この自主財源確保についてはどのようにお考えか、お願いいたします。 ○議長(武下英二)  軍師官兵衛は。 ◆16番(奥山裕子)  あっ、これは別ではないのですかね。そうですか、すみません。では、ちょっと座らずにその分と併せて、軍師官兵衛は256ページになります。大河ドラマの「軍師官兵衛」観光宣伝事業費についてお尋ねをいたします。 大河ドラマ「軍師官兵衛」推進協議会補助金として4,948万6,000円予算計上をされています。この推進協議会へのその事業内容と、それからシャトルバスというふうにお聞きをいたしますので、これの運行の目的、それから実施期間と便数、それから運行の委託先、事業費負担はどういうふうに考えているか。 それともう一つ、シャトルバス運行にあたって幼児からやはりお年寄りまで乗降しやすい低床バス等の導入は考えておられるかどうか、ちょっと盛りだくさんになりましたが、よろしくお願いをいたします。 ○議長(武下英二)  観光課長。 ◎観光課長(直田孝)  中津耶馬溪観光協会の自主財源の確保についてということでお答えをいたします。 現在、中津耶馬溪観光協会の自主財源は、会費収入のみでございまして、18万9,500円ということになっています。 今後につきましては、広告収入や観光関連商品の開発、販売など、自主財源の拡大に向けて指導していきたいということで考えています。以上です。 ○議長(武下英二)  軍師官兵衛推進室長。 ◎軍師官兵衛推進室長(濱田光国)  それでは、推進協議会の主な事業内容からお答えさせていただきます。 観光誘客宣伝活動、イベント実施による機運の盛り上げの二つが事業の柱になろうかと思います。 誘客宣伝活動につきましては、北九州空港中津駅間を結ぶシャトルバスの運行、パンフレット等の発行、テレビ、ラジオ番組の誘致、旅行商品の造成、新聞、旅行誌への広告掲載などにより、九州はもとより関東や関西方面への誘客宣伝を、くろかんくんの活用を積極的に行いながら展開していく考えであります。 また、イベントにつきましては、大河ドラマ「軍師官兵衛」番組出演者、関係者によるトークショーや講演会、中津の食をPRする催し、官兵衛ゆかりの地を巡るスタンプラリーやウオーキング大会、中津のお祭りとの融合など住民参加型や、観光誘客的なイベントを検討しているところであります。 続きまして、シャトルバスの運行についてです。運行の目的についてお答えいたします。大河ドラマ「軍師官兵衛」放送決定以降、中津市を訪れる観光客は増加傾向にあり、特に官兵衛が初代城主であった中津城を訪れる観光客は急増しており、今年1月の中津城の入館者は前年の約4.5倍、また、大河ドラマ決定前の前々年度との比較では6倍強となっています。 また、1月19日にオープンした黒田官兵衛資料館の入館者も1カ月ちょっとで2万人を超えるというような好調な客足であります。 これからますます来訪者が増え、関東方面を中心に北九州空港を利用する観光客の増加が予想されます。そのため、北九州空港中津駅間のシャトルバスを運行することにより、観光客の利便性の向上を図り、黒田官兵衛ゆかりの地の豊前地域の観光振興及び経済の活性化につなげていきたいと考えているところであります。 続きまして、実施期間、便数についてですが、実施期間につきましては4月後半から来年3月までの土曜日、日曜日、祝日を考えています。便数につきましては、1日往復4便を考えているところです。また、運行先は、西鉄バス北九州株式会社です。 事業費負担につきましては、運行により赤字が生じた場合の赤字の補填で、運行経費から利用者からの運賃収入と関係市町の負担金を除いた額になります。 また、低床バスの導入についてお答えします。運行車両につきましては、西鉄バス北九州株式会社が現在保有していますバスを改良等は行わずに使用することになろうかと思います。 そうした中で、今後、低床バスを含めて、また、北九州空港から中津駅の運行時間は1時間半ほどかかります。また、旅行者ということで旅行バッグ等荷物を考慮する中で、旅行会社等と今後協議を進めていきたいというふうに考えています。以上でございます。 ○議長(武下英二)  以上で通告による質疑は終わりました。 これで、上程議案に対する質疑を終結いたします。 日程第2、上程議案委員会付託に入ります。 議第1号から議第58号までの計58件については、お手元に配付しています委員会付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託いたします。 △(別紙) ・総務生活消防委員会付託明細議第 1号 平成25年度中津市一般会計補正予算(第4号)の一部議第 9号 平成25年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計補正予算(第1号)議第13号 平成26年度中津市一般会計予算の一部議第23号 平成26年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計予算議第25号 平成26年度中津市太陽光発電事業特別会計予算議第28号 行政組織の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について議第29号 中津市消防長及び消防署長の資格に関する条例の制定について議第30号 中津市病院事業の設置等に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について議第31号 中津市地域の元気臨時交付金基金条例の制定について議第32号 中津市長の調査等の対象となる法人を定める条例の制定について議第37号 中津市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について議第38号 中津市条例の廃止に関する条例の一部改正について議第39号 中津市特別会計条例の一部改正について議第40号 中津市指定特定非営利活動法人の指定の手続等に関する条例の一部改正について議第41号 中津市手数料条例の一部改正について議第42号 中津市消防団条例の一部改正について議第49号 新市建設計画の変更について議第52号 公の施設の指定管理者の指定について(南部まちなみ交流館)議第57号 中津市土地開発公社定款の一部変更について議第58号 中津市職員等の旅費に関する条例の一部改正について △(別紙) ・文教経済委員会付託明細議第 1号 平成25年度中津市一般会計補正予算(第4号)の一部議第13号 平成26年度中津市一般会計予算の一部議第21号 平成26年度中津市サイクリングターミナル事業特別会計予算議第33号 中津市社会教育委員設置条例の制定について議第43号 中津市青少年問題協議会設置条例の一部改正について議第44号 中津市体育施設条例の一部改正について議第45号 中津市観光休養施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について議第50号 財産の取得について △(別紙) ・建設農林水産委員会付託明細議第 1号 平成25年度中津市一般会計補正予算(第4号)の一部議第 3号 平成25年度中津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)議第 4号 平成25年度中津市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)議第 5号 平成25年度中津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)議第 7号 平成25年度中津市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)議第10号 平成25年度中津市中津駅北土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号)議第12号 平成25年度中津市水道事業会計補正予算(第1号)議第13号 平成26年度中津市一般会計予算の一部議第15号 平成26年度中津市公共下水道事業特別会計予算議第16号 平成26年度中津市駐車場事業特別会計予算議第17号 平成26年度中津市農業集落排水事業特別会計予算議第19号 平成26年度中津市簡易水道事業特別会計予算議第20号 平成26年度中津市小規模集合排水事業特別会計予算議第24号 平成26年度中津市中津駅北土地区画整理清算事業特別会計予算議第27号 平成26年度中津市水道事業会計予算議第46号 消費税率の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例の一部改正について議第47号 中津都市計画事業中津駅北土地区画整理事業施行条例の一部改正について議第51号 工事請負契約の締結について(大貞総合運動公園新野球場建築工事)議第53号 公の施設の指定管理者の指定について(中津市地域振興施設)議第55号 市道の路線廃止について議第56号 市道の路線認定について △(別紙) ・厚生委員会付託明細議第 1号 平成25年度中津市一般会計補正予算(第4号)の一部議第 2号 平成25年度中津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)議第 6号 平成25年度中津市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)議第 8号 平成25年度中津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議第11号 平成25年度中津市病院事業会計補正予算(第3号)議第13号 平成26年度中津市一般会計予算の一部議第14号 平成26年度中津市国民健康保険事業特別会計予算議第18号 平成26年度中津市介護保険事業特別会計予算議第22号 平成26年度中津市後期高齢者医療特別会計予算議第26号 平成26年度中津市病院事業会計予算議第34号 中津市病院事業管理者の給与等に関する条例の制定について議第35号 中津市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の制定について議第36号 中津市フッ化物洗口事業検討委員会設置条例の制定について議第48号 中津市立中津市民病院使用料及び手数料条例の一部改正について議第54号 公の施設の指定管理者の指定について(中津市豊寿園) ○議長(武下英二)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。午前11時57分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。 中津市議会議長  武 下 英 二 署 名 議 員  福   元 義 署 名 議 員  草 野 修 一...